この春公開、ゴールデンターキン!

この春、富士サファリパークに新たな動物が仲間入り!中国原産のウシ科の動物「ゴールデンターキン」です。車で周遊するサファリゾーン内・一般草食ゾーンで公開予定ですので、お楽しみに!!
ゴールデンターキンてどんな動物?
- ウシ科の動物で、金色に近い毛並みと湾曲した角が特徴
- 中国の秦嶺(しんれい)山脈・標高2,000~3,000mの山岳地帯に生息
- 寒さに適応し、鼻の副鼻腔が大きく発達
- 岩山を移動するための頑丈な蹄(ひづめ)
- 「ジャイアントパンダ」「キンシコウ」と並び中国の三大珍獣の一種
- ワシントン条約の附属書IIに掲載されている希少種
- 日本国内で飼育しているのは4カ所だけ
※多摩動物公園・ズーラシア・アドベンチャーワールド・富士サファリパーク

サファリパーク内のどこで見られる?

車や園内バスで周遊する「サファリゾーン」内の草食ゾーンです。
山岳草食ゾーンに入る手前(左側)に生息地環境をイメージしたエリアがあるので、探してみてください。
富士サファリパークに導入した理由?

生息地でのゴールデンターキンの生息数は約 5,000頭で、このまま何もしなければ将来的に絶滅する恐れがあると懸念されています。これまで、日本国内の動物園では3つの園館で保護・繁殖に取り組んでいましたが、富士サファリパークも希少なゴールデンターキンの「生息域外保全」に加わることで、動物園の役割の一つ「種の保存」に取り組んでいこうと考えています。
※生息域外保全(いきがいほぜん)・・・絶滅の危機にある野生動植物を、本来の生息地以外の動物園、水族館、植物園などの施設で飼育・栽培し、繁殖・保護する取り組み
飼育しているゴールデンターキンは、どこから来たの?
現在、富士サファリパークで飼育しているのは2頭で、いずれも東京・多摩動物公園で繁殖・誕生した個体です。

性別: オス
誕生日: 2017年1月12日生まれ

- 個体名: フク
- 性別: メス
- 誕生日: 2017年2月3日生まれ
日本国内で飼育しているゴールデンターキンは20頭で、各施設が協力しながら種の保存に努めています。
- 多摩動物公園 5頭(オス3頭、メス2頭)
- ズーラシア 5頭(オス3頭、メス2頭)
- 富士サファリパーク 2頭(オス1頭、メス1頭)
- アドベンチャーワールド 9頭(オス4頭、メス5頭)
※国内の飼育状況 21頭(オス11頭、メス10頭、)
2026年3月7日現在(富士サファリパーク調べ)
ゴールンターキンの特徴・生態について
英名: Golden Takin
学名: Budorcas taxicolor bedfordi
生息: 中国の秦嶺(しんれい)山脈・標高2,000~3,000mの山岳地帯
体長:1.7m~2.2m
体重:300~350㎏(オス)、240~280㎏(メス)
特徴:
成熟したオスは明るい金色のような体毛を持つことから「ゴールデン」という名がつきました。頑丈な体型で長く密な体毛で、厳しい寒さや急斜面での生活に適した体のつくりをしています。特に鼻の副鼻腔が発達し、吸入した空気を加熱して呼吸中の体熱の損失を防いでいます。
また、皮膚から強い臭いがする油状の物質を分泌し、全身の毛に行き渡らせています。この油分には水をはじく効果があり、体が濡れたり、体温低下を防ぐ役割があると言われています。
生活:
1頭のオスが複数のメスを率い群れをつくり、移動しながら生活しています。
普段は温厚な性格ですが、クマ、オオカミ、ヒョウなどの天敵に出会ったり、身の危険を察知すると岩から岩へ跳んで逃げたり、咳をして警告をします。
備考:
ワシントン条約 付属書Ⅱに指定されています。野生下での生息数は約5,000頭と言われており、このまま何もしなければ絶命する恐れがあると言われています。
※ワシントン条約(CITES)・・・絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引に関する条約





